【とにかくしんどかった】116回医師国家試験を受験してきた備忘録

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ご無沙汰しています!

みなさんお元気でしょうか。私は3回目のワクチン接種を受けヘロヘロなときもありましたが、なんとか元気にやっています。

さて、なぜここまでご無沙汰にしていたかと言いますと…なんと、医学生の私、第116回医師国家試験を受験しておりました!!

いやーー、いろいろと大変でした。勉強もさることながら、コロナに感染していたら受験できない体制であったり、いろいろとメンタルにくるものが多い試験だったなあと感じています。

本当は結果が出てから記事を出そうかと思っていたのですが、せっかく色々と思ったり感じたり考えたことが多かったので、大まかなレポートをこのタイミングで出したいと思います!

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第116回医師国家試験を受験しました

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さて、私が受験してきたのは、第116回医師国家試験です。通称医学生が「国試、国試」と略して呼んでいるやつですが、116回も開催された歴史があるんですね。


ここ数年は2日間の日程で開催されていて、今年は2月5日、6日の土日にかけて行われていました。

この試験を合格することで、晴れて医師免許を取得する資格が得られます。結果発表は3月16日(水)となっており、1ヶ月半ほど結果が出るまで時間があります。なので、この記事を書いている2月末はドキドキの時間帯です。

受験自体はしんどかった

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この試験、いろいろな意味でかなりハードでした。

まず、一番大きかったのはコロナ対応。国試の会場は毎年15都道府県に設置されており、例年同じ会場が使われます。そのため、会場が判明していないタイミングでも、例年の会場の近くのホテルを事前に抑えておくのが通例なのですが、今年はほとんどの都道府県で直前に会場が変更になっていました。

理由については予想の範疇を超えませんが、おそらく試験を開催している厚労省が、感染対策のための隔離部屋を確保したり、受験生を間引いたりする必要が生じたため、より多くの、広い会場を確保しようとしたためなのではないかと思います。


隔離部屋と聞いて「ん??」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。なぜかといえば、これはTwitterでも話題になったのですが、当日抗原検査で陽性になった人は問答無用で受験資格を失ってしまうことになっていたためです。

そこで「もしも強制帰宅させられるなら、なぜ隔離部屋が必要になるのか?」という疑問が生じた方もいらっしゃるかとは思いますが、これは厚労省が試験の細則に示した指針の理由があります。


厚労省は感染対策として当日、サーモカメラを設定しており、37.5℃以上の発熱が認められた受験生が抗原検査を受けることとしていました。そこで陽性となれば即帰宅、陰性であれば隔離部屋で受験、という方針を取っていたためです。
そのため、必要になるかはともかくとして、隔離部屋の設置が各会場に必要になったことと想定されます。


受験生としてもこれは怖い

もしも感染していたら、そこまでの頑張りがすべてパーになってしまう恐れがあったためです。しかも、当時はオミクロン株感染が急速に広がっているタイミングであり、若者は感染していても比較的症状が軽いものが典型的でした。つまり、自覚なしに感染している可能性が否定できない状況にあったわけです。


特に年明けの1ヶ月は、全ての受験生が感染に対してはとても神経質になっていたように思います。受験1週間前にはほとんどの受験生が自宅にこもっていましたし、直前の1ヶ月は学生の登校を禁じた大学もありました。


試験が開催されたのは2月頭でしたが、実際の受験は年明けから始まっていたといっても過言ではありません。


医師国家試験の合格率は例年90%前後を推移しており、ほとんどの学生が受かる試験だと認識されています。


しかし、これが逆に大きなプレッシャーになりました。

大学の卒業も次の就職も、国試を受かることが前提に動いています。もしもここで落ちるとなると、就活も含めてすべてがやり直しになってしまいます。

さらに言えば、国試のために予備校に行こうものなら、費用の負担も相当です。詳細は省きますが、苦学生が払える額では到底ありません…

今では事前に調べなければよかったなとすら思います。卒倒するかと思いましたよ…

さらにいえば、国試の合格率が90%ということは、自分が落ちていたとしても、周りの友達9人は受かっているということです。現役生に関して言えば合格率は95%にまで達するので、少なくとも友達19人は受かる。孤独ですよ…

そんなプレッシャーの中でずっと戦い続けてきたわけなんです。

とはいえ、これもすべて今は終わった話。

後は命運を天に任せるのみ…

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いやあ、こう書いてみると緊張してきました!!もしも少しでも心に余裕があるという方がいらっしゃれば、ぜひうまくいっていることを願っていてくださるとうれしいです!!

もしも受かっていたら、いろいろと国試関連の記事もあげられたらなあと思っています!

医学部って、苦しいけど楽しい!

以上、マイルで旅する医学生「ちっぷ」(@aiueo_tips)がお送りしました!

まだまだ未熟だけど頑張るよ!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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