「医学部に行けばモテるの？」に答えました

春ですねぇ。春は出会いと別れの季節。
昨年はとてもしんどい1年だったとは思いますが、それでもじっと待ち続ければ春がやってくる、という事実はいろいろな意味で心強く感じる昨今です。

さて、そんな中、しんどい受験を勝ち抜いて医学部に晴れてご入学される方、おめでとうございます！！医学部は決して楽しいだけではなく、しんどいことも多いですが、ぜひ一緒に頑張りましょう(/・ω・)/

そんな受験勉強をしている中で、「大丈夫、医学部に入ったらモテるから！彼女できるから！」などという謎な励ましを受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか？少なくとも私の場合、受験戦争の戦友が圧倒的に男子が多かったこともあってか、そのような言葉をそこそこかけられた記憶があります(;^ω^)

「でも、医学部に入るだけでそんなわけ…」

と思う方もいらっしゃるのではないかと思います。

もっと言えば、この噂はいろいろなところでも有名なようで、後輩や医学部に行かなかった同期や先輩からも「実際どーなん？」って聞かれることもありました。

ここではそんな疑問に対して、少し答えてみたいと思います！

医学部にいけば「モテる」のか？
「医学部だから」モテるわけでもない？
それでも恋愛は素敵だと思う
医学部って、苦しいけど楽しい！
1. マイル旅、最高！

医学部にいけば「モテる」のか？

さて、この質問に対して初めに答えを述べるとすれば「半分正しくて、半分正しくない」というのが正解なような気がします。

まず、単純に一般論として、普通であれば、大学に進学すれば恋人ができる可能性は上がります。似たような能力の人たちが全国(全世界？)から集まってきて互いに切磋琢磨する環境です。新しい出会いも多いでしょう。話の合う人も多いでしょう。そのような意味で、気が合う方と出会える可能性も大いに上がるだろうと思います。

ただ、実際にその機会をものにできるかどうかについては、やはりその人次第だと思います。見た目もよくて魅力的な人は別に学部問わず人気者になりますし、そうでない場合にはそうでない、としか言えないのが現実かなと思います。

でも、やはり大学に入って「恋愛をしたいか？したくないか？」の二択を迫られたときに「いい恋愛ならどちらかといえばしてみたい」と思う人たちのほうが多数派ではないかと思ったりはするので、チャンス自体はそれなりにあるのではないでしょうか。

「医学部だから」モテるわけでもない？

さて、一般論の話を少ししてきましたが、実際はどうなん？と言われると、医学部だからと言って近づいてくる人がいない、という確率もまたゼロではない、というところも事実なのではないかと思います。

私はそのようなアプローチを受けたことがあるわけではないですが、医学部以外の人に学部を聞かれて「医学部」と聞かれると、「え、すごーい！」という反応はたいてい返ってきます。(私の場合は正直照れ臭いのであまりこのような反応をその都度もらうのが好きではなくて、必要以上に自分の学部を明かさないようにしていた時期すらあります…)

でも、実際にある意味、医学部に行けるということは、今の日本であれば特に、受験戦争を勝ち抜くだけの力があった証左でもあります。それが魅力と感じる人は一定数いるのもまた事実なのかもしれません。

でも、それってよくよく考えてみたら、それは「あなた自身」を魅力的だと思ってくれたと認識できるものなのでしょうか？医学部に入れる人たちはそう多くないとはいえ、全国に80余りもの医学部があるわけです。自分の大学よりも高い偏差値の大学だってあるかもしれないですし、海外の優秀な医学生だって含めれば、その肩書なんてすぐに凌駕されてしまいます。そんな人が目の前に現れたとき、自分はどうなるんでしょう…？

深く考え始めると病みそうなのでこのあたりでやめておきましょうか(;・∀・)

それでも恋愛は素敵だと思う

こんなことを書いていたり、私のTwitterをフォローしてくださっている方からすれば「あいつ実は恋愛アンチなんじゃね？」くらいの勢いで思われているかもしれないなと思ったので、念のために言っておくと、そんなことは断じてないです(笑)
人生の経験として、絶対にあっていい、無駄にはならないものなんだろうなぁと感じています。

その人と一緒に見た景色がどんな情景よりも美しく、一緒に過ごした時間が今までのどんな時間よりも充実してる、一緒に食べたものが今までのどんなものよりも美味しく感じる、そんな甘い時間を過ごす経験が得られるといいですね～。それはある程度努力をしてでも手に入れる価値のある経験なのではないかと思います。