「医学部を受験するなら、読書すべき」だと現役医学生が思う理由

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「医学部を受験しようと思うと、やっぱり勉強ばっかりで忙しい…」
そう思われている中高生の皆さんやその保護者の方も多いのではないでしょうか?
実際、わりとその通りです(笑)残念ながら(笑)
 
 
ただ、その中でも、やっぱり普通の学生生活が土台にあるとは思うんですよね。部活だとか委員会。
今回のお話は、そんな話の延長線上のことだと思ってどうぞ気軽に読み進めてください!
 
 
 
私の場合は勉強量も足りてなかった節もあるのですが…
中高生の自分に、圧倒的に足りなかったものを1つ挙げるとするなれば、やっぱり読書量なのかな、と今思うんです。
 

特に私の場合、中学時代はほとんど本なんて読みませんでした。しいて言うなら学校の読書課題が出た時ぐらいですかね。そこそこ文章を読むようになったのは高校生くらいからでしょうか。本をがっつりと読むようになったのは受験が終わってからです。

 
実際、私の場合、大学1年生の間は、100冊くらい本を読みました。はまりましたね。ただ、なおさら、「やっぱり中高生のときから読書しとけばよかった~」と改めて思ったんですよね。
 
 「読書はあくまで趣味で、そこに何らかのご利益を求めないほうがいい」と感じておられるかもしれませんが、やっぱり自分が損をしたな~と思うと、そのメリットがかえって浮き彫りになるものなんですよ。
 
せっかくなので、「医学部を目指すにあたり読書をするメリット」について、私なりに考察をしてみたので紹介したいと思います。
 

大きく3つ、時系列に、

  1. ・大学入試まで
  2. ・医学部にて
  3. ・医学部とその後まで

とまとめました!

 
少し長いですが、ご興味のある方はぜひお付き合いください!!
 
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大学入試まで:言語運用能力アップ

すみません、しょっぱなからめちゃくちゃべたなやつを持ってきました(笑)

 
当たり前やん、って思うかもしれませんが、私にとって、これはかなり大きかったです。
 
 
 高校生の当時、私はセンター試験(もうなくなっちゃうんですよね!!)の国語の問題の中でも、特に現代文がとても苦手でした。その1つの要因がこの読書量の少なさだったかと思っています。
 
今からでも思い出して恥ずかしいですが、当時の自分の戦略としては、「基礎をガッチガチに固めれば満点を狙える古文漢文でいかに失点をせず切り抜けて、あとは現代文は出来レース」みたいな戦略を練ってました。それくらい苦手だったんです。
 
 
そんな自分が、読書をするようになってから、びっくりするくらい現代文の文章が読めるようになったんです!
 
それに気づいたのは、予備校で質問受けとしてアルバイトを始めた頃でした。
 
質問受けをしていると、現代文の質問も受けなきゃいけないんですよね。
はじめのころは「うわ~できるかな~」なんて思ってたわけなんですが、久しぶりに問題を開いてみると、意外とすらすら~っと、何がポイントなのかが頭に入るようになってきたんですよね。
 
特に受験勉強の現代文の訓練をしたわけではなかったですが、そこまで得意でなかった現代文について私も様々なアドバイスができる位まではレベルアップしていました。
 
 大学入試の共通試験で高得点を取る事は医学部受験においてとても大切なことです。出願校を決めるのに重要な要素ですからね。
 
その中でも意外と国語って配点高いんですよね。
 
 私も実際、センターで目標点数に達しなかったので、泣く泣く受験校を落としています。
 
 
もちろん、そこには問題を解くための特殊な訓練を積むことも大事です。
実際私が最終的に医学部にこうやって入ることができているのは、そのような熱心な指導をいろいろなところでしてもらったからだと思っています。
 
ですが、その土台を支えるのは、文章を読むことができる力なのだと、悲しいかな大学に入ってから気づくことになったわけです。
 
 

医学部:未知への取り組み

さて、次は大学に入ってからのところへと視点を移していきましょう。

 
受験勉強では、自分が知っていたことを、いかに表現するか/出し切るかという力が強化されてきましたが、医学部の勉強では全く質が異なります
 

医学部に行くと、とにかくたくさんの資料を読むことになります。それは教科書であったり、授業のレジュメであったり、論文であったり。 
 
とにかく、自分が今まで知らなかったことを読みます 
 
そこから自分の知識へと昇華していくというプロセスをずっと続けていくことになります。
 
 
 要するに、訳も分からないことを読んで、理解して、それを自分が使える知識として取り込まなければいけないんです。
 
 
これは医学部に限ったことではなく、特に研究を目指される方であれば、最新の論文を読んだりされる場合には、同じことが言えるかもしれません。
 
この訓練は、一朝一夕でできるものでは決してないです。
かなり脳みそのスタミナ、忍耐力が問われます。
 
それを柔軟な脳ミソである若いころにやっておくことは、かなり役に立つだろうと、今その勉強や研究で苦しみながら思うわけです(笑)
 
 
読書って、どこかしら、必ず自分が知らないことって出てくるじゃないですか。
もちろん難しいノンフィクションを読んでいれば当然なんですけど、小説とかでも、
 
「いや~この登場人物、何考えてるんかさっぱりわけわからへんわ~」
 
みたいな人いません?
 
そのあたり、何気なく通り過ぎているかもしれませんが、そういう場数を積んでいくことで、頭の使い方も徐々に鍛えられていくように思うんですよね。
 
 
少し前の受験勉強の話に戻るのであれば、この思考プロセスは第1外国語(ほとんどの方は英語かと思います)の学びにも繋がります。
 
第1外国語が英語だとして話を続けますが、英語の文章を読んでいると、必ずといっていいほどつっかえる部分が出てきませんか?
わからない単語とか言い回しとか。
それを頑張って類推するなりして読み進めて、最終的には和訳を作ったりとかしなければいけないわけじゃないですか。
 
これ、全く同じなんですよ。頭の使い方が。
知らないものに対して、どうやって頭を使うか
 
そういう意味では、始めるのが早ければ早いほど効果は出るんでしょうね。
 
 
このテーマを「国語力」ではなく「言語運用能力」としたのはこのためです。 
 
 

  医学部以降:新しい価値観を知る

前の項目と少し被りますが、何かを読むと言う事は、

新しい視野に触れ、常に自らとは違う価値観に触れることへとつながります。
 

医学部に入ると、よくも悪くも、勉強に集中しなければいけないので、視野や、コミュニティー(人間関係)が狭くなりがちです。
 
そのため、様々な分野の書籍を通じて、社会でどのようなことが起こっているのか、どのようなことが注目されているのかなどを知る事は、非常に重要になってきます。

強や仕事に集中すると言う事は、逆に言えば、他のことをシャットアウトするということです。
それが当たり前の環境では、新しいことに目を向けるのがとても難しいです。
勉強って、過去の知識しか土台にできないのでなおさらですね。
 
 私たちは激変していく社会に生きていくことになります。
医師が飽和するだの、AIが今後診療にかかわるようになるだの、医師を取り巻く世界でも新しい話題が盛りだくさんです。
 
それ以上の猛スピードでそのさらに外側にある社会は動いています
 

読書で全てが補えるわけではありませんが、しっかりと外への向学心を持ち続け、維持し続けることは大切だと思っています(自分への戒めも含める)

まとめ: 読書する習慣

医学部を志すのであれば、時を経るごとにどんどん忙しさは増していきます

 
受験の時は言うまでもないですよね。
 
大学生になった瞬間は少し遊べる時期もあるかもしれませんが、それ以外の場合、特に医学部生は勉強が多くなります
てかキャパをじゃばじゃば溢れます。大洪水。
 
私のように頑張って医学部に入った人は、下手すれば受験生よりも多く勉強する必要が出てきます(し、たぶん私は時期によってはしていると思います…)。 
 
また医学部を卒業してから医師になればその忙しさがさらに増すことでしょう。
今よりも暇な時はあまりないのかもしれません。
 
もちろん受験生の間ずっと読書ばかりしているのは考えものですが、少しばかり
新しいものに触れていくと言う経験を習慣として維持していく
ことがとても大切なのではないかと思います。
 

習慣というのは、小さい頃から身につけておくほうが、大人になってからその習慣を獲得するよりも圧倒的に楽だからです。

おわりに


中高生の間に、いかに読書が大切か、ということがご理解いただけましたでしょうか。

正直色々と書きましたが、読み物としては何でもいいと思います。

 
受験生の間は、受験に関連したものであれば罪悪感も少ないでしょうか。
特に歴史系、生物系・物理・化学系の受験者の方は、その分野のブルーバックスとかを読んでみると教養が深まった感じがしますよ(笑)
理解も深まるところはぐんと深まります。
 
ただ、せっかくなので、受験生じゃない方は、新しいジャンルに取り組んでみるのも良いのではないかと思います。
小説を好きな方は、ノンフィクションの本、ノンフィクションが好きな方は小説などです。
 
また、新しい知見をゲットしてみようと思って、新しい分野に取り組むことも良いことですが、
意外とどんな本を読んだって、新しい出会いがあるものです。
昔に読んだことがある本を、もう一度読み直しても、全く新しい視点を得る事は多々あります。
とにかく色々と、まずは本を手に取ることから始めてみるのがいいと思います。

 

どんな本を読んだらいいかがわからないと言う方もいらっしゃると思うので、これを見ながら、私を読んだお勧めの本などもこちらで紹介できればと思ってます!

  

常に知的にハングリーで!

私も頑張りたいと思います!!!    

医学部って、苦しいけど楽しい!

以上、マイルで旅する医学生「ちっぷ」(@aiueo_tips)がお送りしました!

まだまだ未熟だけど頑張るよ!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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